カードローンを在籍確認なしで契約する方法

カードローンを在籍確認なしで契約をする方法はいくつか存在しています。

一番信頼できるのはモビットの「WEB完結」でしょう。

公式のホームページで在籍確認がないと明言しているのは今のところモビットの「WEB完結」くらいです。

ここでは、在籍確認なしでお金を借りる方法について紹介をします。

お金を借りるときには原則として在籍確認がある?

お金を借りるときには、原則として在籍確認があります。しかし、例外もあります。

・年金受給者

・土地などの不動産を担保にいれる場合

・クレジットカードのショッピング枠

年金受給者の場合には年金が収入とみなされ、そのお金でローンを返済していくので、例外的に働いていなくてもお金を借りることができます。

土地などの不動産を担保に入れる場合には、金融機関はいざとなったら土地を強制売却してローンを返済してもらうことができるので、在籍確認がないケースもあります。

キャッシング枠の希望欄をゼロ円と記入して、ショッピング枠のみのクレジットカードへ申し込みをすれば、クレジットカード会社にもよりますが在籍確認がないこともあるようです。

在籍確認がないクレジットカード会社

在籍確認が絶対にないと言い切れるクレジットカード会社は存在しないようです。人によって在籍確認があったり、なかったりすることがあります。

インターネットの口コミやアンケート結果などを参考にすると、

楽天カード
ヤフーカード
ビューカード
オリコカード
ファミマTカード

などは在籍確認がない可能性が高いです。楽天カードなどは「5分で審査の回答が来た」という口コミもあるように、基本的に機械による自動審査であり、在籍確認はないようです。

しかし、過去に延滞をしている人、記載内容に疑わしい箇所がある、キャッシング枠を高くした、といった場合などには在籍確認が行われる可能性が高くなります。

キャッシング枠はゼロ円が理想ですが、10万円くらいの金額なら影響しないという意見もあります。

また、新生活が始まる4月などにはクレジットカードへの申し込みが殺到するので、属性が悪い人以外はカード会社の事情により在籍確認を省略しているという噂もあります。

カードローンでは在籍確認は必ずある?

多くのカードローンは無担保・無保証であり、「働いていて収入がある人」というのが条件となっています。

これは給料などの働いて得た収入でローンを返済してくださいということでもあります。

給料収入を得ている人なら、返済が滞ったときに給料の差し押さえをするという強制執行が可能となります。

「働いて収入がある人」という条件がついている場合、年金受給者は不可となります。

基本的に担保は不要なので、土地などを担保にしてお金を借りたい人はカードローンではなく不動産担保ローンなどを選択しましょう。

カードローンはクレジットカードとは違い、ショッピングには使えず、お金を借りる機能のみとなります。

したがって、在籍確認がない例外には該当せず、カードローンでは在籍確認が必ずあると考えておきましょう。

カードローンで職場への連絡を避ける方法は存在する

カードローンでは利用者が働いていて収入があるということが重視されるため、在籍確認は必ずあります

しかし、在籍確認の方法はなにも職場へ電話をして確認をするという方法だけではありません。

その会社に在籍しているということが証明できればよい

申込者の勤務先情報に偽りがないことを調べるためには、その会社へ電話をして直接聞いてみるというのが一番手っ取り早い方法です。

銀行の場合には行名が名乗られることが多いですが、信販会社や消費者金融の場合には

「○○と申しますが、○○さんはいらっしゃいますか?」

といったように仮の名前や、担当者の個人名で電話がかけられるようです。

このため、電話を受けた事務員が経験が豊富な人ならば「クレジットカードやカードローンの在籍確認だろう」ということは気が付く可能性が高いですが、会社や金融商品の種類の特定までは不可能です。

この方法が一番よく利用されていますが、他の方法で会社への在籍を証明することも可能です。

直近の給料明細

収入証明としての給料明細は、直近2か月分が必要ですが、在籍を確認するための書類として提出する場合には直近1か月分で足ります。

しかし、給料明細があっても、必ずその会社に在籍しているということの証明にはなりません。

例えば、

5月分の給料明細が手元にあるが、6月3日に退職しており現在は6月20日である

というケースでは、会社に在籍をしていないのに直近1か月分の給料明細が手元にあるという状況になります。

社会保険の健康保険証もしくは組合保険証

社会保険証もしくは組合保険証にも勤務先の名称が書かれていますので、在籍の証明となります。

社会保険証などは原則として退職をしたら返還しなければならないので、給料明細よりも証明力が強いと言われています。

電話による在籍確認を避けられる業者

電話による在籍確認を避けられる業者としてよくあげられているのは、次の通りです。

アイフル

アイフルは独立系消費者金融と呼ばれており、柔軟な対応で定評のあるキャッシング業者です。

アイフルでは原則として在籍確認は必ずありますが、電話で申し込みをして、在籍確認をしてほしくない理由をしっかりと説明できれば、在籍確認なしで審査をしてくれる可能性もそれなりに高いという噂があります。

その場合、直近の給料明細や社会保険証もしくは組合保険証の提出を求められることもあります。

モビット

100%在籍確認をしてほしくないならば、モビットがおすすめです。

モビットの「WEB完結」なら在籍確認がないことが公式サイトで明記されています。

モビットの「WEB完結」については後で詳しく解説します。

その他、アコムなど

その他の消費者金融でも相談をすることで在籍確認をなしにしてもらえる可能性はあります。

アコムでは可能性はゼロではないものの、口コミや評判を見ていると在籍確認を免除してもらえる可能性は低いようです。

銀行カードローンでも原則として在籍確認はあり、直近の給料明細や社会保険証を提出しても会社への連絡を免除してもらえる可能性は低いです。

モビットのWEB完結とは?

「WEB完結」とは、その名の通りWEBで契約が完結することですが、モビットの「WEB完結」の場合には、

勤務先への電話連絡なし
自宅や携帯への電話連絡なし(連絡はメールのみ)
契約書類などの郵送物の発送もいっさいなし
モビットカードの発送もなし
銀行振込みで借入、返済は口座からの自動振替

というようになっており、本当の意味での「WEB完結」であると言えるでしょう。

モビットカードは発送されないので、ATMを利用して借入をしたいという人には向いていません。

基本的に銀行振込みで借入、返済は口座からの自動引き落としとなります。

カードが欲しいという人は「カード申込み」から申し込みをしましょう。

WEB完結を利用するための条件

モビットのWEB完結を利用するための条件は、次の4つです。

特定の銀行の普通預金口座の保有

特定の銀行というのは、三井住友銀行もしくは三菱東京UFJ銀行となります。

本人名義の三井住友銀行もしくは三菱東京UFJ銀行の普通預金口座を保有しており、その口座を振り込み貸付と口座振替返済に利用することを承諾するというのが条件です。

本人確認書類の提出

本人確認書類として、免許証もしくはパスポートを提出するというのが2つ目の条件です。

本人確認書類としては他にもありますが、公式サイトの説明によると免許証もしくはパスポートが必要になるようです。

収入を証明する書類の提出

収入を証明する書類として、「源泉徴収票」、「税額通知書」、「所得証明書」、「確定申告書」、「直近2ヵ月分の給料明細」のいずれかを提出するというのが3つ目の条件です。

直近2ヵ月分の給料明細でもよいので、新入社員の人でも申し込みが可能です。

お勤め先を確認できる書類の提出

お勤め先を確認できる書類として、次の2つを提出できるというのが4つ目の条件です。

社会保険証もしくは組合保険証
直近1ヵ月分の給料明細

収入を証明する書類として「直近2ヵ月分の給料明細」を提出している人は、社会保険証もしくは組合保険証を用意できれば足ります。

絶対に在籍確認がないの?

モビットのWEB完結の場合、公式サイトでしっかりと書かれていますので、在籍確認はなし、モビットからの連絡はメールのみとなります。

公式サイトで在籍確認がないことを明言しているのは、今のところモビットだけのようです。

ただし、審査で落とされてしまう可能性はあるので、属性が良くない人は注意をしておきましょう。

審査に通るポイント

審査では、年収・勤務形態・勤続年数・年齢・個人信用情報・他社借入などがポイントとなります。

安定した収入を得ていて、他社からの借入なし、過去にクレジットカードなどで延滞をしていない人ならば審査に通る可能性が高いです。

総合的な判断がされるので、1つや2つくらい不安要素があっても審査に通る可能性はあります。アルバイトの人や、過去に1回や2回の延滞をしている人でもそれだけで諦める必要はありません。

ブラックリストにのっている人や多重債務者の人は難しいようです。

居住形態も意外と重要?

賃貸マンションやアパートに住んでいる人は、クレジットカードの審査を受けるときには実家に住所を移したほうがよいというアドバイスを聞いたことがある人は多いでしょう。

実家に住んでいる人やローン完済済みの持ち家に住んでいる人は審査で有利になります。

住宅ローンが残っていても、それが無理のないものならば、マイホームという資産がある分有利になります。

賃貸マンションやアパートに住んでいる人は家賃の支払いのために自由に使えるお金が減ってしまうので、その分不利になります。

実家もしくはローンがないマイホーム>住宅ローンが残っているマイホーム>賃貸

ということになります。しかし、住宅ローンの月々の返済額や賃貸マンション・アパートの家賃の金額にもよるので、ケースバイケースです。

賃貸マンション・アパートに住んでいてもクレジットカードを持っている人、カードローンの審査に通ったという人はたくさんいるのでそれほど気にすることでもありません。

しかし、あと一歩のところで審査落ちしているという人は、一時的に実家暮らしをしてみるというのもよいでしょう。