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このようなピンチに一度でも陥ったことがある方は少なくないかと思います。
通常このような時は貯金を切り崩すのが王道の対処法なのですが、貯金額は有限ですし、ピンチに陥るたびにそうするのはおすすめできません。できる限り貯金には手を付けずにどうにかしてお金を用意すべきです。
そんな簡単に稼げる方法があるのか、と思われるかもしれませんが、あります。
1週間に1万円程度なら、これといったスキルや知識がなくても稼げます。借金をするわけではないので、後々利息を取られて結果的に損をするといったようなこともありません。
ただし、このような稼ぎ方をするのが当たり前になってしまうと、「お金が足りなくなってもまた稼げばいいや」という考え方になってしまい、無駄遣いが増えてしまう危険性が高いです。濫用はおすすめできません。
今回紹介する稼ぎ方はあくまでもお金に困ったときの緊急回避的な手段にとどめておき、出費を見直すことをおすすめします。
1ヶ月に3万円以上を用意する「5つの稼ぎ方」
今回紹介する稼ぎ方は、いずれも1ヶ月以内に手元に現金が来て、なおかつその金額が3万円/月以上になるものです（かかる時間が1週間の場合はおおむね7000円以上稼げるかが基準になります）。
現金化するまでに時間がかかったり、時間がかかる割に稼げる金額が少ないような効率の悪いもの（アンケートサイトへの登録など）は排除してあるので、安心して実行していただけます。
また、それぞれの稼ぎ方を
- 時間の短さ
- 稼げる金額
- 手軽さ
- 誰でもできる度
の4つの観点から評価しています。
出張買取で不用品を売る
- 時間の短さ：5
- 稼げる金額：1～3
- 手軽さ：5
- 誰でもできる度：3
数ある稼ぎ方の中でも比較的有名なのが、自宅にある売れそうなものを出張買取業者に売る、というものです。
出張買取と聞くとブランド品のみが対象になるイメージがありますが、最近はこれまではなかなか適切な価格がつきづらかった日用品や玩具などもそれなりの価格で買い取ってくれる業者が増えてきています。
例えば、横浜市の「リサイクルショップ横浜買取センター」では家電製品、食器、家具、お酒、楽器など、様々な分野の商品を買い取っています。事前の見積もりサービスもあるので、安心して売却できます。
ここ以外にも様々な業者が出張買取を行っていますので、気になる方は「出張買取 ●●（地名）」で検索してみてください。
出張買取のメリット
出張買取のメリットは、即座に現金を作れることです。自宅に来てもらい、売りたい商品を査定してもらい、買い取ってもらうだけで現金がすぐに手に入ります。
こちらから特になにかする必要もなく、銀行にお金が振り込まれるのを待つ必要もありません。稼げる金額は大したことにはなりませんが、時間もかからないので時給換算するとそれなりの額になります。
なんでもいいのでとにかくすぐにお金がほしいという方におすすめの方法です。
出張買取の注意点
出張買取は自宅に居ながらにして買い取ってもらえる非常に便利なサービスですが、いくつか注意点もあります。
まず、出張買取業者といえども、すべての商品を買い取っているわけではありません。比較的幅広いジャンルに対応している業者もありますが、例えば家具だけ、アクセサリーだけ、書籍だけと行ったように、かなりジャンルを絞っている業者も少なくありません。
では取扱いジャンルが広い業者に全て買い取ってもらえばいいのかというと、一概にそうとも言えません。
取扱いジャンルが広い業者は、個々のジャンルにそこまで詳しくないため、本来は価値があるものの買取額が安くなってしまう可能性があるからです。
まとまった額が欲しい場合は、自身の売りたいものに応じて、複数の売却先を選ぶといいでしょう。
もう一つの注意点は買取可能な範囲についてです。都市部の場合は様々な業者が出張買取を行って言えるので困ることはないかと思いますが、地方の場合は業者の絶対数が少ないです。
その場合は自ら業者の店舗まで赴くことも視野に入れたほうがいいでしょう。
フリーマーケットサイト・オークションサイトで不用品を売る
- 時間の短さ：4
- 稼げる金額：2～4
- 手軽さ：3
- 誰でもできる度：2
不用品は出張買取ではなく、フリーマーケットサイト・オークションサイトなどで売ることもできます。フリーマーケットサイトとは今話題のメルカリのように、個人間での取引をWeb上で実現するサイトです。
一方、オークションサイトとは、ヤフオクのように、複数の購入希望者が価格をつけていき、一番高い価格を付けた人が購入できるサイトです。
フリーマーケットサイトは最初から価格が決まっており、オークションサイトは入札次第で価格が変わるのが特徴です。
フリーマーケットサイト・オークションサイトのメリット
フリーマーケットサイト・オークションサイトのメリットは、出張買取よりも高い金額で売れる可能性が高いことです。
出張買取業者は不用品を売りたい人と、それを買いたい人をつなぐ仲介業者的な一面も果たしています。
出張買取業者も利益を上げなければ潰れてしまうので、売りたい人から安く書い、買いたい人や他の業者には高く売ります。この差額がいわば仲介手数料です。
一方、フリーマーケットサイトやオークションサイトは直接取引なので、業者に払う仲介手数料はありません（実際にはサイト利用料金が少しかかりますが、その割合は出張買取業者の取り分よりもずっと少ないです）。
また、フリーマーケットサイトやオークションサイトは、マニアックな品が特に高く売れやすい傾向があります。
出張買取業者は不用品を抱えたくないので、高く売れるかもしれないマニアックな品よりも、高い確率で売れるであろう普遍的な品を優先的に買い取ります。
一方、フリーマーケットサイトやオークションサイトは特定のジャンルの商品に強い興味を持つ個人もよく閲覧しているため、マニアックな品が高く売れやすい傾向があります。
殆どの人には価値が無いけれど、一部の人にとっては垂涎モノのお宝、といったようなものを売るのならば、こちらの方法のほうが有利です。
フリーマーケットサイト・オークションサイトの注意点
フリーマーケットサイト・オークションサイトは個人間取引です。個人間取引はトラブルが非常に発生しやすいため、初心者にはややハードルが高いです。
最近はどこのサイトも運営会社が間に立ち、購入者が支払った代金は一旦運営会社が預かり、商品が購入者の手元に届いたら運営会社が販売者にお金を振り込むという形を取っているため、商品が来ない・お金が振り込まれないというトラブルは減りつつあります。
しかし、購入者といきなり連絡が取れなくなったり、商品が思っていたものと違うというようなクレームが発生っする可能性は十分にあります。
また、これらの売り方は出張買取と違って必ず売れるものではありません。
高く売りたい場合はこちらに賭けるという手もありますが、確実に売りたい場合は出張買取のほうがいいでしょう。
なお、購入・落札から入金までにかかる時間は、サイトにもよりますが数営業日ほどです。
サイトによっては振込申請が必要になることも有りますので、事前にWebサイトの利用規約をよく読みましょう。
治験に参加する
- 時間の短さ：2～5
- 稼げる金額：4～5
- 手軽さ：1～3
- 誰でもできる度：2
治験とは、薬の臨床試験に参加することです。製薬会社は日夜、「薬の候補」となる物質の研究・製造に励んでいます。
薬の候補になったものはまず、培養細胞や動物を使った、数年間にも及ぶ実験で、その有効性と安全性を確かめます。
これらの実験の結果、有効でなおかつ安全な可能性が極めて高いと判断されたものは、この段階で治験薬と呼ばれるようにます。
その後、治験薬をまず少数の健康な成人にごく少量投与して、安全性を確認します。問題がなかった場合はその治験薬が効果を示すと考えられている少数の患者に対して投与し、有効性と安全性を調べます。
それでも問題がなかった場合は、多数の患者に投与し、有効性と安全性を確認します。この人間に対する投与をまとめて治験と言います。
薬の有効性と安全性を確かめる手伝いをするのが治験と考えていただければ、だいたい間違いありません。治験で得られたデータは厚生労働省に送られ、そこでの審査に合格すれば新薬として世に出されます。
治験は生活向上Webなどの治験サイトを通じて参加できます。中には怪しいサイトもあるので注意してください（基本的に登録や利用が有料のサイトは怪しいと考えてください）。
治験は未認可の薬を投与するものですので危険なのでは？と思われるかもしれませんが、実際にはほぼリスクはありません。
治験の実施に当たっては厚生労働省が厳格な基準を設定しており、医療機関側もそれを守って実施します。
治験の実施計画書は事前に厚生労働省に提出されており、治験審査委員会（治験を実施する病院とは利害関係がない個人・法人から組織されます）が人権と安全性をチェックします。
事前には参加意思の確認もしっかりと行われます。途中で辞めることももちろん可能です。
万が一のことがあって名前が公開されたら大きな不利益を被ることになるからです。
副作用が出ること自体が少なく、仮に出たとしてもその全てがほぼ非常に軽微なものです。その際には治験は直ちに中止となり、適切な治療と補償が受けられます。
ちなみに、治験に参加するとお金が支払われますが、このお金は通常「負担軽減費（謝礼金）」という名目で支払われます。
治験はあくまでもボランティアであって、アルバイトやパートなどの労働とは違うため、報酬とは呼びません。実質的には報酬とほぼ同じにも思えますが、とりあえず建前を守っておくのが賢明です。
治験のメリット
治験のメリットは、少ない時間でかなり高額な負担軽減費が受け取れることです。治験は大きく通院するものと入院するものに分けられます。
通院するものの場合、１回の通院で通常7000円～1万円ほどの負担軽減費が受け取れます。
入院の場合は数日～数週間ほどガッツリ拘束されますが、負担軽減費も数万円～数十万円とかなり高額になります。
支払いは治験終了後に振込、もしくは手渡しで支払われます。振込の場合、数日～１週間程度時間がかかることがあります。
稼げる金額が多いので、まとまったお金を用意したいという方には特におすすめです。
治験の注意点
治験の注意点としては副作用が発生する可能性などももちろん挙げられますが、それ以上に問題なのが参加条件です。
治験は概ね「健康な人を対象としたもの」と「何らかの疾患がある人を対象にしたもの」に分別できます。健康な人は後者に、疾患がある人は前者に原則として参加できません。治験の多くは健康な人を対象にしたものであるため、健康状態が悪い人にはなかなか手kした治験が回ってきません。
また、治験が行われる病院はほとんどが都市部（都内、大阪、福岡など）に限られているため、地方では参加しづらい一面もあります。
治験なのに治験薬を使わないことがある？
治験に参加したからと言って、必ずしも治験薬を服用することになるとは限りません。
場合によっては治験薬と同じ目的で作られた認可済みの薬、あるいは治験薬と外見がほぼ同じだが薬ではない無害なもの（プラセボ）を服用することもあります。
認可済みの薬を使う理由は、効果を比較するためです。治験薬の効果が認可済みの薬よりも小さく、なおかつ副作用が大きいという場合は、わざわざ治験薬を使う必要が無いので、認可されない可能性が高いです。
比較に適した認可済みの薬がない時は、プラセボを使って効果を比較します。
人間の体は不思議なもので、プラセボであっても「これは病気の治療に役立つ薬です」と聞かされてから飲むと、症状が良くなることがあります。
このような現象をプラセボ効果と言います。病は気から、とはよく言ったものです。
治験薬とプラセボの効果を比較し、治験薬のほうがプラセボよりも効果がはっきりと出ていれば、認可される可能性が高いです。
逆に両者の効果がほぼ同じだった場合、治験薬を投与された人はプラセボ効果で良くなっただけの可能性が否定出来ないため、認可が降りない可能性が高いです。
なお、投与する薬が治験薬なのか、認可済みの薬なのか、プラセボなのかは通常、担当医にも患者にも知らされません。
治験薬を投与したから効果があるはずだ、といったような先入観が治療に加味されるのを防ぐためです。このような試験法を二重盲検法といいます。
日雇いバイトをする
- 時間の短さ：4
- 稼げる金額：3
- 手軽さ：3
- 誰でもできる度：4
日雇いバイトとは、仕事のある1日だけ雇われて働くタイプのバイトです。雇用される期間が極めて短いことを除けば、普通のバイトと大きな差はありません。
労働力と時間を売ってお金を手に入れる、極めてわかりやすい稼ぎ方です。仕事の内容は雇用先ごとにまちまちですが、高度な知識や経験を問われることはまずありません。単純作業、もしくは肉体労働のどちらかが主流です。時給は1000円～1500円前後のものが主流です。
日雇いバイトとして働くためには、まずはバイトルやマイナビバイトなどのバイト情報サイトに登録し、そこから申し込む必要があります。
登録から申し込みは10分もあれば問題なく完了しますが、実際に採用が決まり、バイトをして、報酬が支払われるまでの間にタイムラグが発生することがあります。
お金がすぐ手元に来ないと困るという場合は、日払いや前払いを認めている所で働くようにしましょう。
日雇いバイトのメリット
日雇いバイトのメリットは、簡単に働きに出られることです。日雇いを頼むところはどこも人手が足りていないので、よほど能力や人間性に問題がある場合を除いて、落とされることはありません。
働きたいと思ったら、すぐ働けるのが日雇いバイトの最大のメリットです。お金がたくさん欲しい場合は、1日ではなく最も長い期間働いても全く問題ありません。
また、日雇いバイトは人間関係がその日のみで終わりますので、面倒な人間関係に巻き込まれて悩むこともありません。
普段働いている会社の嫌な上司は、その上しか自分がやめない限りは縁を切れませんが、日雇いバイトで嫌な奴に当たっても1日経てばさっさとおさらばできます。
日雇いバイトの注意点
日雇いバイトの仕事内容はまちまちですが、体力的にきついものも少なくありません。
人がしっかりと揃っていれば大したことはないのですが、日雇いバイトを募集するようなところは慢性的な人手不足に陥っている可能性が高く、本来必要な数よりも少ない人数で働かされることもままあります。超人的な体力は必要ありませんが、人並み程度の体力は必要です。
また、日雇いバイトは人間関係が構築しづらい一面もあります。別に新しい出会いを求めてバイトをするわけではないですし、そんなことはどうでもいいと感じる方も多いかと思いますが、ちょっとさみしいと感じる人もいるかもしれません。
日雇いバイトと日雇い派遣は別物？
日雇いバイトとよく似た働き方に、日雇い派遣というものがあります。日雇いバイトの場合は、バイト情報サイトを通じて申し込み、雇用先と直接労働契約を結びます。
一方、日雇い派遣の場合は派遣会社と労働契約を結び、そこから各企業に派遣されます。派遣社員のうち、日雇いで働くのが日雇い派遣ですね。
日雇い派遣を含む、雇用期間が30日以内の派遣は2012年10月より原則禁止になりましたが、あくまでも原則であって例外はいくつかあります。日雇い派遣で働ける業務には、以下の様なものが有ります。
ソフトウェア開発／機械設計／事務用機器操作／通訳、翻訳、速記／秘書／ファイリング／調査／財務処理／取引文書作成／デモンストレーション／添乗／受付・案内／研究開発／事業の実施体制の企画、立案／書籍等の制作・編集／広告デザイン／OAインストラクション／セールスエンジニアの営業、金融商品の営業
また、上記の業務に当てはまらない場合でも、以下の条件に当てはまる場合は、日雇い派遣が認められます。
- 60歳以上の人
- 雇用保険の適用を受けない学生
- 生業収入500万円以上の人
- 生計を一にする配偶者等の収入により生計を維持する方で、世帯
- 収入の額が年間500万円以上の人
日雇い派遣は、日雇いバイトのように単発でなく、時々働きたい人におすすめですが、原則禁止であり、出来ない人も多いことは覚えておきましょう。
レンタルフレンドとして働く
- 時間の短さ：5
- 稼げる金額：3～4
- 手軽さ：2
- 誰でもできる度：2
レンタルフレンドとは、その名の通り「借り物の友達」です。もう少し具体的に言うと、お客さんがお金を払い、レンタルフレンドを提供する会社は人材を派遣し、その人材は時間に応じて友達などとして振る舞うサービスです。
なんだそりゃ、と思われるかもしれませんが、世の中には友達がほとんどおらず、なおかつお金を払ってでも友達ごっこをして見たいという方が一定数います。そうした需要を満たすのが、このレンタルフレンドというサービスなのです。
レンタルフレンドとして働くためには、まずはフレンドタイムやクライアントパートナーズなどの専門会社に登録する必要があります。会社によって女性を優先的に採用したり、若い人を優先的に採用したりしています。
登録には審査があり、合格すれば晴れてレンタルフレンドとして働けるようになります。レンタルフレンドの時給はその人の演技力や需要（容姿が良いとそれだけで需要は高まります）などにも左右されますが、2500円程度になることが多いようです。
レンタルフレンドと言っても、必ずしも友達として振る舞うことを要求されるとは限りません。例えば合コンの数合わせや引き立て役、結婚式など冠婚葬祭への代理出席、愚痴聞きなどを求められるかもしれません。
レンタルフレンドのメリット
レンタルフレンドの一番のメリットは、時給が良いことです。日雇いバイトの2倍～3倍程度のお金を稼げることが多く、しかも肉体的には日雇いバイトよりかなり楽です。
また、報酬は即日日払いのところが多いので、即金を求めている人にもおすすめです。ノルマや雑費などもなく、交通費も支給されます。
レンタルフレンドの注意点
レンタルフレンドは友達や親族などとして振る舞うことを要求されるため、ある程度の演技力が必要になります。プロ並みの演技を求められるわけではありませんが、寡黙な人や人見知りな人には辛い一面があります。
まとめ
- 1ヶ月以内に3万円以上のお金を稼ぐ方法はいろいろある
- 不用品を出張買取で売るのは時間もかからずすぐに現金を手にできるのが大きなメリット
- フリーマーケットサイトやオークションサイトは売れるかどうかが不透明だが、お宝物が高く売れやすい
- 治験は短時間で比較的多くの負担軽減費が受け取れ、治療になることもある
- 日雇いバイトは1日でサクッと稼ぎたい人におすすめ
- レンタルフレンドはちょっと変わった働き方で、演技力がある人におすすめ
金欠に陥っても、このような稼ぎ方を知っておけば、借金を作らずに住みます。理想は金欠にならないことですが、すぐにそうするのが難しい場合は、上記の稼ぎ方で急場をしのいでください。
