クラウドソーシングが注目されるようになりましたが、実際にお仕事してみたことはありますか?
安く買い叩かれているとか、たくさん仕事をしても月1万円くらいしか稼げないといった声もありますが、クラウドソーシングがあって助かった!という人もたくさんいます。
専門的なスキルを磨いていきたい、副業して少しでも家計を助けたい、お小遣い稼ぎをしたい人にとっては、きっと心強い味方になってくれるはずです。
ここでは、大手のクラウドソーシングサイトを8つ紹介。実際にお仕事してみるのが一番の情報収集になりますから、まずは登録してみましょう!
クラウドソーシングって何?
クラウドソーシングとは、ざっくり説明すると「ある仕事を不特定多数の人にお願いすること」です。
通常の求人であれば不特定多数に対して社員になってもらうことや業務委託契約をすることが基本ですが、クラウドソーシングの場合はその仕事ごとに募集をかけて、仕事が終わったら契約終了となります。
私たちの身近にあるクラウドソーシングと言えばネット上で仕事をする在宅ワークだと思います。
パターンとして多いのはデータ入力や記事・ブログの執筆、より専門的なものであればホームページ作成やWEBデザイン、システム開発・運用、アプリ開発、翻訳などもクラウドソーシングで行われます。
クラウドをソーシングは依頼をする側(クライアント)にとっては必要な時に、必要な人材を集められるためコストを最小限にでき、依頼を受ける側(ワーカー)にとっては時間や場所に拘束されずに仕事ができるメリットがあります。
しかし、だれでも参加できることからクライアントにとってはワーカーが仕事に責任を持ってくれない(飛ぶ)・仕事のクオリティが低すぎるといった問題があり、ワーカーにとっては仕事あたりの値段が極端に安い・相場を知らずに騙されてしまうといった問題が起きることもあります。
報酬が低いと優秀なワーカーからは敬遠されますし、企業側(発注者側)からすると報酬設定を高くするのは賭けに近いものがありますから、難しい問題です。
直接顔を合わせずに仕事をするからこそ、お互いの資質を見極めて信頼関係を作っていきたいものです。
はじめは報酬金額に関係なく、高いクオリティの納品を積み重ねていき能力の高さを示して依頼者(企業)から優秀な受注者であると認められれば、副業から本業にできる道筋も見えてくるでしょう。
本業にするつもりで、クラウドソーシングをやっていきたいなら、専門的なスキルを高めていくのが必須となります。
以下では主要なクラウドソーシングサービスやワーカーの口コミを紹介します。稼げた・稼げなかったという声をぜひ参考にしてみましょう。
ランサーズ
クラウドソーシングで最大級のサイトと言えばランサーズです。10万社以上のクライアントが登録していることからもその規模の大きさが分かります。
案件のジャンルも幅広く、ロゴデザインやライティング、WEB制作、システム開発など、専門的な案件も多数あります。
クラウドソーシングに興味があるなら「とりあえず登録」しておきましょう。すき間時間の作業から本業として使いたい人までが登録しています。
稼げた人の口コミ
https://twitter.com/lololwowo/status/795445585469788161
https://twitter.com/daifuku_shiruko/status/819559692116443136
稼げなかった人の口コミ
https://twitter.com/81aquamarine78/status/824844965947731968
https://twitter.com/jizou/status/759776943474475008
クラウドワークス
クラウドワークスもランサーズと同じく最大級のクラウドソーシングサイトです。
こちらも「とりあえず登録」する人が多く、案件も幅広いです。クラウドワークスはランサーズに比べて仕事管理がしづらい分、タスク形式のものは手数料がタダになるメリットがあります。
稼げた人の口コミ
https://twitter.com/amamiya9901/status/763321508571643906
https://twitter.com/kei23s/status/775909130573901824
稼げなかった人の口コミ
https://twitter.com/homagg/status/824475894890668032
https://twitter.com/bamijan14/status/821002873685229570
MUGENUP
MUGENUPはイラストレーターのためのクラウドソーシングで、ひとつの作品をデザインして仕上げるだけではなく、ある工程のみの仕事も引き受けることができます。案件は会社が紹介してくれるので案件検索の時間を省けます。
MUGENUPの稼げた、稼げなかったの口コミは見つけられませんでしたがクラウドソーシングであるため個人で依頼を受けるよりは安いという声はあります。逆に稼げる人なら月収40万円程度稼げるようです。
http://blog.mugenup.com/know-how-freelance-illustrators/
サグーワークス
サグーワークスはライティングの案件とリサーチの案件で作業することができます。
基本的には他のサービスと同じような値段ですが、所定のテストを受けて「プラチナライター」になれば文字単価1円以上の案件を中心とすることが可能です。
サグーワークスの口コミは見つかりませんでしたが、ネット上では「プラチナライターになれば収入が増える」と評判です。
シュフティ
シュフティは副業としてお小遣いを稼ぎたい人向けのクラウドソーシングサイトです。
ブログ執筆やアンケートの他に内職も引き受けることができます。シュフティは利用手数料が10%と安めですが、高額案件が少ない傾向にあります。
そのため、「稼げた」という口コミは見かけませんでした。
稼げなかった人の口コミ
“シュフティは全然稼げないし…
もう疲れた”
https://twitter.com/ma_me__chan/status/778117016188256256
安いどころではなくて、まず生活できないくらいの給与。
シュフティのシュフは主婦という意味らしいのですが
これは主婦もしそうにない感じ”
https://twitter.com/hyoudousaya/status/598782200390164480
クラウド
クラウドはスマホで気軽にできることを目的にしたクラウドソーシングです。
そのため案件の傾向も安いけど簡単というものが多いです。また、報酬は現金ではなくポイントで支給されます(10ポイント1円)。
このポイントは現金に交換するほかにアマゾンや楽天、nanacoポイントなどの電子マネーと交換できます。案件は記事作成、データ入力、レビュー、写真撮影などです。
詳しい口コミは見つけられませんでした。また、公式サイト内のユーザの声という動画も、現在は閲覧できないようです。
クラウディア
クラウディアもクラウドソーシングの中では有名なサービスで、難易度別に案件を選べます。最大手に比べると少し少なめですが、案件の質は負けていません。
ライター、デザイナー、エンジニア、事務といったスキルの持つ人は収入を上げやすいです。
詳しい口コミは見つけられませんでしたが、案件を見るかぎり高額なものも見つけることができます。
SHINOBIライティング
ライティング系のクラウドソーシングで知名度が高いのがSHINOBIライティングです。
SHINOBIライティングは基本的に「一つの記事ごとに書く→報酬を受け取る」という形なので、長期的にじっくり取り組むわけではありません。報酬はポイント制で1ポイント当たり0.5円となります。たまに、数%のボーナスが付くことがあります。
SHINOBIライティングの口コミはあまり多くは見かけませんでしたが、クライアント側が文字単価1円で発注している以上それより安くなることは確実です。
文字単価は0.1~0.5円ほどとなっています。
稼げなかったという人の口コミ
“多少はお金になりますが、時給に換算したら馬鹿らしい限りです。
ガソリンスタンド等でアルバイトをした方が、確実・簡単にお金になります。”
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14117093164
決して簡単ではないけど、上を目指すことはできる
このように、クラウドソーシングで稼ぐというのはあまり簡単なこととは言えない状況です。
ただし、しっかりとした技術があれば稼げることは稼げますし、副業や、すき間時間で行えるのであれば安くてもお小遣いにはなるでしょう。クラウドソーシングの最大の利点は自宅で、PCやスマホ一つで作業できることです。
タスクと固定報酬制の違い
あなたのスキルが上がっていけば、高い報酬で仕事をできる可能性ももちろんあります。
クラウドワークスは、いくつかのタイプがあって、気軽にできる「タスク」は初心者さんに人気ですが、報酬設定は低いのがデメリット。
ある程度修行を積んだら、「固定報酬制(プロジェクト方式)」の仕事を請け負うのがおすすめです。
固定報酬制は、納期がある、発注者側とメール等で直接やり取りしていく、場合によっては修正にも対応するといった責任が伴いますが、タスクの案件と比べると報酬額が高く設定されているのが普通です。
また、発注側によってはテストを実施するところもあります。例えばライティングの案件だと、テーマや文字数が設定されたテスト記事を必ず提出することを条件する場合があります。
テスト記事は無報酬の場合もありますが、継続的に仕事をもらいたいということであれば、チャレンジしてみて損はありません。
固定報酬制の案件は経験者が求められることが多いですから、まずはタスクでいくつか仕事をしてみましょう(ちなみに「時間制」の案件もありますが、こちらは件数としては少ないです)。
イラストやデザインならコンペ形式が多い
イラスト制作やデザイン関係のお仕事をやってみたいという人なら、コンペ形式の案件を見かけることが多いと思います。採用されなければ報酬はもらえませんが、経験を積んでいきたいという人にはおすすめですし、実力を試す場所としても良いと思います。
こうした専門性の高い案件は、実力を上げていけば効率よく稼げますから、在宅での仕事を極めたいという人にはおすすめです。
クラウドソーシングは稼げないというイメージを持っていてはもったいないです。あなたの努力やスキル次第で、上を目指せるお仕事なのですから。
一人で黙々とPCに向かって仕事するのが苦ではないという人は、ぜひチャレンジしてみてください!