お金を稼ぐ方法は以前と比べて多様化しています。20年前にはパソコンを使ってお金を稼ぐなど考えられなかったことですが、今の世の中にはパソコンを使ってお金を稼ぐ人がたくさんいます。
お小遣い稼ぎ程度に頑張っている人もいれば、パソコンでの稼ぎが本業になっている、という人もいます。
インターネットに繋がったパソコンと人並みの知識と頭脳さえあれば、時間がなくても、体力がなくても、特別な技術がなくても稼げるのがパソコンを使った仕事の素晴らしいところです。今回は自宅に居ながらにして、パソコンで稼ぐ方法をお教えします。
目次
文章が書ければパソコンで稼げる
まず、パソコンを使ってどうやって稼ぐのかについて説明します。稼ぐと効いてポイントサイトやアンケートサイトを想像された方も多いかと思いますが、当サイトではあのような類いのサイトを利用することはあまりおすすめしません。
時間がかかる割に稼ぎが少なく、効率的でないからです。それよりももっと効率的に稼ぐ方法があります。
その方法は簡単で、自分で書いた文章を誰かに買い取ってもらう、というものです。
文章は苦手だから……と尻込みしてしまう人もいらっしゃるかもしれませんが、インターネット上に公開される文章に求められているのは文章力ではありません(もちろん最低限の文章力は必須ですが、普通に国語教育を受けていればまず問題ありません)。
それよりもいかに読み手の心を動かすか、読み手に行動に移させるか、というのが重要になってきます。
誰が何のために文章を買い取ってるの?
一体素人の書いた文章など買い取ってどうするのか、と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、買い取られた文章は様々な用途に使われます。中でもSEO対策に使われる事が多いようです。
SEO対策とは、ウェブサイトの検索順位を上げるための様々な工夫のことです。
一般的にウェブサイトのPVの大半はgoogleやYahoo!などの検索サイトからの流入が占めています。
検索サイトでも表示順位を上げることができれば、それだけPVが増え、それに伴うアクション(商品購入や資料請求、広告クリックなど)が増え、サイト運営者の利益になるわけです。だからこそサイト運営者はSEOに力を入れます。
そしてSEOの基本はサイト内の文章を増やすことです。
以前は中身が極端に薄い文章を粗製濫造して、それを掲載するだけでもそれなりに効果があったのですが、現在はGoogleもかなり賢くなったためそのような文章を載せるだけでは検索で上位に表示してもらえなくなっています。
きちんとした意味がある、読み手の心を動かす文章が求められているのです。そのため多くの企業が様々な人にオファーを出し、サイトに掲載する文章を書いてもらっているのです。
繰り返しになりますが、インターネット上で求められるのは文章力ではありません。文章力は人並みにしか、あるいは人よりも少し低いぐらいしかない人でも、人の心を行動を促す文章を書くことはできます。
タイピングを身につけよう
文章を書く上で大切になってくるのがタイピング力です。いくら人の行動を促す文章を書くのが上手な人でも、タイピングが下手で人差し指でポチポチやっているようでは、効率よく稼ぐことができません。
できればキーボードを一切見ずに日本語入力ができるくらいのタイピング能力は身につけておきたいものです。
タイピング能力を測ったことがない人は、まずはこちらのタイピングゲーム「寿司打」のお手軽コースをを遊んでみてください。平均キータイプ数が3.0以下の人は、練習が必要です。
ホームポジションを学ぼう
タイピングをする上で必ず身につけなければいけないのがホームポジションです。身につけなければいけないと言っても、ただ単に指を置く位置を覚えるだけですので心配はいりません。
まず、手許のキーボードに目を落として下さい。キーボードのFとJをよく見ると、そこに突起がついていて少し盛り上がっているはずです。このキーがホームポジションの目印です。
まず、このキーの上に、左右の人差し指をそれぞれ置きます。次にFの左隣のDに左手の中指を、Sに左手の薬指を、Aに左手の小指を乗せます。
これと同じ要領で、Kに右手の中指を、Lに右手の薬指を、+に右手の小指をそれぞれ置きます。この姿勢が「ホームポジション」です。文章を打つ時の基本位置なので、必ず覚えて下さい。
次に、キーは決められた指で打つことを身に着けて下さい。例えば、一番左側にある「1」「Q」「A」「S」のキーは、必ず左手の小指で打つようにします。それ以外の指を使ってはいけません。キーとそれを打つ指の関係性は以下のようになっています。
指 | 対応するキー |
左手小指 | 1,Q,A,Z |
左手薬指 | 2,W,S,X |
左手中指 | 3,E,D,C |
左手人差し指 | 4,R,F,V,5,T,G,B |
左手親指 | スペースキー |
右手人差し指 | 6,Y,H,N,7,U,J,J |
右手中指 | 8,I,K,< |
右手薬指 | 9,O,L,> |
右手小指 | 0,P,+,?,=,「,」,右側のEnter、Backspace,右側のShift |
基本は一つの指につき1列で、人差し指のみ2列となっています。なお、ここに書いてないキーもいくつかありますが(`キーなど)、それは日本語入力の際にはほとんど使用しないキーなのでとりあえず無視して構いません。
AIUEOの位置を徹底的に覚えよう
日本語入力では母音を集中的に使うことになるので、まずはその位置を先に覚えてしまいましょう。Aは左手小指、Iは右手中指、Uは右手人差し指、Eは左手中指、Oは右手薬指で打ちます。UIOは横1列に並んでいて紛らわしいので要注意です。
まずはキーボードを見ながら、AIUEOを打つ練習をしていきましょう。Aと打ち込むと同時に「あ」と発声して、Iを打ち込むと同時に「い」と発声して……と繰り返していきます(人に見られるとちょっと恥ずかしいので、なるべく人気がないところでやりましょう)。
ポイントは入力する指だけを動かすことです。最初のうちはバタバタと手全体を動かしてしまいがちですが、それだと指がホームポジションから離れてしまって余計な時間のロスやタイプミスを生むことになります。
たとえばUを打つときは右手の人差指だけを動かして、その他の指はホームポジションからなるべく動かさないようにしましょう。
しばらく練習すると、徐々に速いスピードでAIUEOが打てるようになるはずです。ある程度慣れたら、いよいよキーボードから目を話してAIUEOを打ち込んでみましょう。
ある程度練習を繰り返した後ならば、おぼつかないながらもそれなりに打ち込めるようになっているはずです。うまくいかないという場合は練習が足りないので、もうしばらくキーボードを見ながらAIUEOを繰り返し打ち込んでいきましょう。
子音の打ち込み方を覚えよう
AIUEOをキーボードを見ずに打てるようになったら、次は子音の練習をします。
子音を入力する際に必要なのは「K(か行)」「S(さ行)」「T(た行)」「N(な行)」「H(は行)」「M(ま行)」「Y(や行)」「R(ら行)」「W(わ行)」「NN(ん)」「G(が行)」「Z(ざ行)」「D(だ行)」「B(ば行)」「P(ぱ行)」「J(じゃ、じゅ、じょ)」「F(ふぁ、ふぃ、ふぇ、ふぉ)」「X(小文字)」です。
すべてのキーを一度に覚えるのは大変なので、何度か小分けにして覚えていきましょう。
まずは先程までと同じように、キーボードを見ながら「KA」「KI」「KU」「KE」「KO」と発音しながら入力していきます。「SA」「SI」「SU」「SE」「SO」「TA」「TI」「TU」「TE」「TO」……。
最初のうちはかなり時間が掛かるでしょうが、時間を掛けて練習することによってうまくなっていきます。根気よく繰り返していきましょう。ある程度慣れたら、キーボードから目を話して打ち込んでみましょう。
その他重要なキーの配置を幾つか覚えよう
上記以外のキーで日本語入力で重要になるキーは濁点。と半濁点、それとかぎかっこ「」、伸ばし棒ー、それからEnterキー、BackSpaceキー、スペースキーです。いずれも日本語入力には欠かせないギミックですが、特に重要なのがBackspaceキーです。
誤入力をした際には必ずbackspaceキーで文字を消していきます。修正が早くなればそれだけ文字入力も早くなります。これらのキーも今までと同じように学んでいきましょう。
パーキングエリアじゅうで、ファンはずっと湯花を蒸す。
いきなり意味不明な文字列が出てきて驚かれたかもしれませんが、タイピングに慣れたら上記の文を練習してみましょう。
実は上記の文を打ち込むためには全ての母音、子音キー、およびかぎかっこと濁点、半濁点、更には伸ばし棒位置も把握していないといけないため、効率的に練習できます。文章の意味はなんだかよくわかりませんが、そんなことはどうでもいいことです。
もう一度寿司打にチャレンジ!
ここまで学習できたら、もう一度寿司打にチャレンジしてみましょう。最初のうちとは比べ物にならないほど上達しているはずです。3.0文字/秒を超えられたら初心者は卒業、4.0文字/秒を超えられたら立派なタイピング上級者です。
文章を書く仕事の探し方
さて、ここからはいよいよ文章を書く仕事を見つける方法を紹介していきます。文章を書く仕事をしたい人を募集しているサイトはたくさんありますが、中には詐欺サイトもあるので注意が必要です。
よくわからない掲示板などで仕事を探すのは避けたほうが良いでしょう。世の中にはもっと信頼できるサイトがたくさんあるので、そちらを利用して下さい。
Shinobiライティング
Shinobiライティングは、ライティング作業を行うことによりポイントを受け取れるサイトです。2016年時点で登録ライター数が31万人を超えており、ポイント支払い実績も十分にあります。すべてのサービスが無料で利用できます。
運営はサムライファクトリー(忍者ツールズを提供している企業)から分社化したCROCO株式会社が運営しているため、信頼性も十分です。
サイトの使い方はとっても簡単です。まず、サイトに登録してログインします。すると様々なライティング案件が表示されるので、その中から好きな仕事を選んでライティングをして納品します。
納品した文章が承認されれば、最初に提示されていたポイントを受け取ることができます。受け取ったポイントは1ポイント=0.5円で換金できます。
Shinobiライティングのいいところは、とにかく手軽であるところです。あちらからオファーが来てそれに合わせてライティングをするというのではなく、自分の好きな案件を選んでライティングするため、得意なテーマに絞って書くことができます。
得意なテーマならばそれだけ書いていて楽しいですし、何より早く記事が完成しますので時給換算した時の稼ぎが大きくなります。常時1000件近くの案件があるため、得意なテーマがなくて困る、ということもほぼありえません。
もらえるポイントは案件に寄って多少異なりますが、200文字80ポイント程度の案件が多いようです。つまり200文字で40円、1文字=0.2円です。ライティングの仕事としては決して高額とはいえませんが、不当に安いというわけでもありません。
慣れた人ならば200文字ぐらいは3分もあればかけます。仮に200文字を3分で書くことができれば時給換算で600円となります。時給だけ見るとずいぶん安いようにも思えますが、知識も体力もほとんど必要ないことを考えると悪くありません。
注意点としては、1ポイント=1円ではない事が挙げられます。初期はこのポイント制度のわかりづらさのおかげで泣きを見た人が結構いるようです。
また、単価もそこまで高いものではないため、ここからの収入をメインにして生きていく、というのは無理でしょう。あくまでも他に本業がある人が、スキマ時間にお小遣い稼ぎをする感覚で使ったほうが良さそうです。
Sagoooワークス
Sagoooワークスはネットで稼げる様々な在宅ワークを提供しているウェブサービスです。総会員数は13万人、総お仕事件数は270万件を超えており、実績としては十分です。すべてのサービスが無料で利用できます。
運営は株式会社ウィルゲートが行っています。ライティングとアンケートの案件がありますが、狙うは当然ライティングです。
ライティングには誰でも出来て文字数も少なく、なおかつ承認も速い「簡単テキスト作成(サグーライティング)」と、通常よりも高単価で高難易度の案件が揃っている「高単価ライティング(サグーライティングプラチナ)」があります。
はじめのうちは簡単テキスト作成しか選べませんが、テストに合格すると高単価ライティングにも取り組めます。
サイトの使い方はShinobiライティングと似ています。まず、サイトに登録してログインします。すると様々なライティング案件が表示されるので、その中から好きな仕事を選んでライティングをして納品します。
納品した文章が承認されれば、最初に提示されていたポイントを受け取ることができます。受け取ったポイントは1ポイント=1円で換金できます。
Sagoooワークスのいいところは、案件のジャンルが非常に多いところです。得意なテーマだけに絞って書くことができるため、楽しく、しかも早く記事を描き上げることができます。
説明文、コラム・ハウツーなど、文章の形式も多岐にわたっているので、得意なものを集中的にやると良いでしょう。
もらえるポイントは仕事によってまちまちですが、大体1文字=0.3~0.4円の案件が多いようです。Shinobiライティングと比べるとやや高めのものが多く、ライターとしての素養があればこちらのほうが稼ぎやすいかもしれません。
高単価ライティングに至っては1文字=1円を超えるものも少なくありません。仮に1000文字=1000円の仕事を30分でこなすことができれば、時給2000円相当の稼ぎを得ることができます。むろん、そこに至るまでの道のりは決して楽ではありませんが……。
またサイト内では毎月の獲得ポイントランキングが発表されています。ランキング上位に入るとボーナスポイントがもらえるため、腰を据えてガッツリ取り組みたい人にもおすすめです。
ポイントアップキャンペーンなども頻繁に行われているため、できればサイトを毎日チェックしたいところです。
欠点は記事の承認率がShinobiライティングと比べると多少低いところです。その分ポイントも高いので、Shinobiがライティング初心者向けであるのに対して、こちらは中級者向けと言っても良いかもしれません。
無論そこまで厳しいものではないので、必要以上に気張る必要もありません。最初に提示された仕様を満たす文章を書けばまず問題ありません。その仕様が多少厳しいだけです。
@soho
@SOHOはフリーランス向けの業務委託、在宅ワーク、副業、企業の求人情報ポータルサイトです。株式会社ライフスケープが運営しています。すべてのサービスが無料で利用できます。
ホームページ制作やフラッシュ制作、SEOやアプリケーション制作など様々な仕事(業務委託)に関する情報が提供されていますが、注目すべきは「ライティング」「ブログ記事・アフィリエイト制作」です。
まず、サイトに登録します。次にトップページから「お仕事を探す」をクリックすると「業種別・在宅の求人案件一覧」が表示されるので、その中から「ライティング」「ブログ記事・アフィリエイト制作」のどちらかをクリックします。
すると様々なライティングに関する求人が表示されますので、その中から気になる仕事をクリックします。
すると個別の求人ページに飛ばされますので、仕事の内容や勤務形態、報酬などを確認して、これだと思うものだったら一番下の「応募する」ページから応募します。
企業があなたに興味を持てば、まもなく連絡が入ってくるはずです。連絡は基本的に@SOHOのサイト上で行いますが、サイト外(メールなど)で連絡することも禁じられていません。双方が合意に達したら契約を交わし、仕事を進めていきます。
@SOHOのいいところは、無料で利用できることです。求人サイトが無料で利用できるのはそれほど珍しいことではありませんが、業務委託の仕事が無料で探せるサイトは結構貴重です。
@SOHOで発生したトラブルに関する情報なども随時提供されており、サイトの信頼性も高いです。報酬は仕事によってまちまちで、1文字=0.3円程度のものもあれば、1文字=2.0円を超えるようなものもあります。
もちろん後者のような仕事はかなり貴重であり、めったに掲載されない上競争率も必然的に厳しくなります。
注意点としては、前述のShinobiライティングやSagoooライティングと違い、企業と直接契約を結ぶ必要が有ることです。場合によっては業務委託契約書を締結することもあります。
業務委託契約を結ぶ以上、フリーランスとして自己の責任において仕事をしなければなりません。得意なジャンルに絞って気軽にライティングをする、というわけにはいきません。
契約の際には、自身にとって不利な条件が提示されていないか、よく確認しましょう。
jobportal(ジョブポータル)
jobportalはライティングに関する求人情報が掲載されている求人情報サイトです。@SOHOと違い、ライティング以外の仕事については一切掲載されていません。運営会社は株式会社ニジモです。すべてのサービスが無料で利用できます。
利用にあたっては、まずjobportalに登録を行います。次にトップページから「ログイン」を選択してウェブサイトにログインし、「ホーム」から案件を探します。
古い案件を探す場合は「案件検索」を使えば探せます。求人情報が表示されたら、その中から気になる仕事をクリックします。
すると個別の求人ページに飛ばされますので、仕事の内容や勤務形態、報酬などを確認して、これだと思うものだったら一番下の「この案件に応募する」ページから応募します。
企業があなたに興味を持てば、まもなく連絡が入ってくるはずです。連絡は基本的にjobportalのサイト上で行いますが、サイト外(メールなど)で連絡することも禁じられていません。双方が合意に達したら契約を交わし、仕事を進めていきます。
jobportaの長所は、高額な案件が多いところです。1文字1円を超えるような高額な案件もちょくちょく掲載されますので、できれば毎日チェックしたいところです。
割にあわない粗悪な案件が掲載されることは非常に稀で、非常に平均単価が高い求人サイトと言えるでしょう。ライターとしてそれなりに実績がある場合は、ぜひ登録しておきたいところです。
また、検索機能が比較的使いやすいのもいいところです。案件は案件名のほか、案件内容、未経験可か不可かなどから探すことができるので、自分の得意分野にあった案件を探していきましょう。
注意点としては、ここも@SOHOと同じく企業と直接契約を結ぶ必要が有ることです。場合によっては業務委託契約書を締結することもあります。
仕事をする上では一定の責任感が求められます。まだそこの境地まで達していない、という場合は、他のサービスで実力をつけたほうが良いかもしれません。
また、案件掲載数は常時数十件程度と、そこまで多いわけでもありません。その分ユーザー数も少ないため競争率が極端に高いわけではないのですが、1文字1円を超える良い案件は即座に募集終了になってしまうことも多いため、できれば毎日チェックするようにしましょう。
ランサーズ・クラウドワークス・CROWD
最後に、似たようなサービスであるランサーズとクラウドワークス、CROWDをまとめて紹介させていただきます。ランサーズとクラウドワークス、CROWDは、いずれもクラウドソーシングと呼ばれるサービスです。
クラウドソーシングとは、インターネットを通じて企業・法人が様々な個人に対して仕事を依頼するサービスです。実際にあって打ち合わせをするのではなく、インターネット上で打ち合わせを行って、納品も全てインターネット上で行います。
電子データで納品ができる記事作成のクラウドソーシングが今盛んになってきています。今回上げた3サイト以外にも様々なクラウドソーシングがありますが、初心者の方はまずは知名度も信頼もあり、なおかつ案件数が多いこのサイトに登録しておけばいいでしょう。
クラウドソーシングで依頼されている仕事は概ね「プロジェクト」「タスク」「コンテスト」「アイデア」に分類できます。
プロジェクトはウェブサイト制作、翻訳、映像制作、高度な記事制作などの専門的なスキルが必要とされる仕事です。クラウドソーシングのサイト上で打ち合わせから納品、検品まで全てを行います。プロジェクトの全てではなく、一部分を任されることが多いです。
タスクはデータ入力などの比較的簡単で、打ち合わせなどもほとんど必要ない仕事です。報酬はプロジェクトと比べると低く設定されていることが多いですが、面倒な打ち合わせ作業などが必要ない上、短時間で終えることができるのでスキマ時間を活用するのに向いています。
コンテストはいわゆるコンペ形式の仕事です。クライアントは複数の提案の中から最も気に入ったものを選びます。クライアントに選ばれた人にだけ、報酬が支払われます。確実な報酬は期待できません。
アイデアはキャッチコピー等の短いフレーズを募集する仕事です。クライアントの要件に沿ったアイデアを出した人にだけ、報酬が支払われます。アイデア一発勝負の物も多いですが、確実な報酬は期待できません。
基本的にはまずはタスクで実力をつけていき、仕事に慣れてきたらプロジェクトで本格的な仕事を受注する、というのが良いでしょう。コンテストとアイデアは暇ができた時にでもやってみてください。
こうしたクラウドソーシングを利用するメリットは、報酬の支払が確実に行われるということです。多くのクラウドソーシングでは、サイトが報酬の仲介をしてくれるため、報酬をとりっぱぐれる心配がありません。
ネットで知り合った企業と直接契約をするのがどうしても心配、という場合は、クラウドソーシングを利用すると良いでしょう。
一方、クラウドソーシングのデメリットは、仲介手数料がかかることです。クラウドソーシングサイトで仕事を受注した場合、その報酬の一部がクラウドソーシング側に仲介手数料として支払われます。
例えばクラウドワークスの場合、報酬が20万円以下の部分については10%、20万円超の部分については5%が支払われます。例えば30万円の仕事を受注した場合、20万円×10%+(30万円-20万円)×5%=2万5000円が仲介手数料となります。
実際に利用してみるとこの仲介手数料が結構痛く感じます。中には仲介手数料無料のクラウドソーシングもあります(JobHub、Crowd Gateなど)ので、そちらも合わせて利用すると良いでしょう。
インターネットで稼げる文章の書き方
インターネットで稼ぐための大原則は、依頼者、クライアントが望んだ通りのものを納品することです。そして、クライアントが望んでいるものがどんなものかをきちんと把握するためには、意見交換が重要になります。
顔の見えないインターネットだからこそ、十分に相手の希望をヒアリングする必要があります。よくわからないまま書き出してしまうと何度もやり直しを食らって、無駄に時間を食うことになりかねません。
最初に十分にメールやチャットで会話を行い、どのような文章がお希美7日をしっかりと確認しましょう。
お金になる文章がかける文章の雛形がある
世の中には生まれながらに極めて高い文才を持つ人が一定数存在しています。特に文章の書き方など誰からも学んでいないのにもかかわらず、面白い文章を書ける人がいます。
しかし、残念ながら世の中の殆どの人にはそうした才能はありません。私もそうですし、おそらくあなたもそうでしょう。
そんな文章の才能がない凡才にとって重要になってくるのが文章の雛形です。文章の雛形といえば、皆さんご存知の「起承転結」です。この雛形に則って丁寧に文章を書けば、誰でも一定水準の面白さを持つ文章を書くことができます。
中にはこうしたやり方をマニュアル主義と批判する人もいるかもしれませんが、文章の才能がない人はそもそも何を書いて良いのかわからないことがままあります。そうした人たちに対してこのような雛形は適切な指針となります。
個性なんていうものは雛形、つまりは基本を学んでから発揮すればいいだけの話です。雛形を学んだくらいで消えてしまうような個性は最初から大したものではないので消えて構いません。
ところが、インターネットの世界では起承転結で掻いた文章はあまり反応が良くありません。なぜかというと、本を読む人と、インターネットで検索をする人ではその目的が微妙に異なるからです。
本を読む人は、本を能動的に読んでいます。中には勉強のために仕方なく読んでいる人もいるでしょうが、基本的には読みたいから読む、という人が多いです。こうした人は最初に結論が述べられていなくても、我慢強く読み進めることができるので、起承転結の文章でもすんなりと受け入れてくれます。
しかし、インターネットで検索をする人は自分にとって必要な情報を手っ取り早く探したいと思っているので、最初に結論が述べられていない起承転結の文章を嫌う傾向があります。グダグダとした前置きは良いから、さっさと答えを教えてくれ、と思っているわけです。このようなインターネットの世界では、最初に結論を述べてしまう形で文章を書くのが最も適切です。
また、インターネットの文章の場合はの他に「タイトル」も重要になります。この記事のタイトルは「時間がなくても体が悪くても大丈夫!パソコンを使ってお金を稼ぐ方法」です。
「タイトル」が悪いと中身が良くても誰も読んでくれない
その文章を読んでもらえるか、それとも読んでもらえないかはおおむね「タイトル」で決まります。
インターネット上の文章を読んでもらうためには、検索結果の一覧に表示された上で、クリックして貰う必要があります。
クリック率は検索順位に概ね比例しますが、タイトルも大きく影響します。つまらなそうなタイトルが付いていると、どんなに本文が面白くてもそもそもクリックされないので読んでもらえません。
タイトルの付け方のポイントは幾つもありますが、一番重要なのはSEO上重要なキーワードを多数盛り込むことです。SEO上重要なキーワードとは、簡単にいえばそのサイトの見込み客が検索しそうなワードです。
例えば美容に関するサイトの記事づくりの仕事を請け負った場合について考えてみます。美容に関するサイトを見る人はどんな人でしょうか。もちろん、キレイになりたいと思っている人です。では、キレイになりたいと思っている人はどんなワードで検索するでしょうか。
人によって異なるかとは思いますが、おそらく「エステ」「美容整形」「化粧品」などのワードで検索するでしょう。こうしたワードで検索する人はあなたにとっては見込み客、記事をぜひ読んでもらいたい人です。
このような人を取り込みたいのならば、記事タイトルには「エステ」「美容整形」「化粧品」などの単語を入れるべきなのです。
ただし、やみくもにSEO上重要なキーワードを多数入れうというのは感心しません。例えばタイトルに「美容整形」入っているにも関わらず、内容の殆どがエステの話だったりすると、読者は「なんだ、釣りかよ」と思ってしまいます。
そうした場合はまず「エステ」とタイトルに入ったエステに関する記事を書き、次に「美容整形」とタイトルに入った美容整形に関する記事を書くようにすると良いでしょう。タイトルと内容は必ず統一させて下さい。
月間検索数を調べてみよう
ところで、「エステ」とタイトルに入った記事と、「美容整形」とタイトルに入った記事はどちらを優先的に書くべきでしょうか。
もちろん最終的に両方書くことになるのだからどっちから書き始めても同じ、という考え方もあるのですが、どうせならたくさん検索されているワードを優先して書くようにしたいものです。
検索数が多いキーワードの記事を書けばそれだけサイトパワーが強くなり、上位で表示されやすくなります。
Googleキーワードプランナーというツールを使えば、そのキーワードがどれくらい検索されているかを一発で調べることができます(利用にあたってはGoogleアカウントが必要になります)。
このサービスでは、キーワードの月間平均検索ボリューム(月間検索数)、競合性(ライバルサイトの強さ)、推察入札単価(クリック単価)などを調べられます。
特に注目すべきは最初の2つです。基本的には月間平均検索ボリュームが大きく、競合性が低いワードを優先的に選ぶべきです。
美容整形の月間平均検索ボリュームは1万2100です。それに対して、エステの月間平均検索ボリュームは3万3100となっています。つまり、エステのほうが約3倍ほど多く検索されているわけですね。
また、競合性はどちらも「高」となっています。どちらのワードを選んでも、すでにSEO対策がしっかりなされているサイトとの競合は不可避というわけです。
以上のことを鑑みると、基本的には月間検索数の多い「エステ」から書き始めたほうが良いということになります。月間検索数が多いキーワードで上位表示ができれば、それだけで安定したPVが望めるようになります。
ターゲットを予め絞る
タイトルを付けるうえで大事なのが、ターゲットを予めある程度選定しておくことです。これについては当サイトの記事を使って説明いたします。まずは当サイトの以下の2記事を御覧ください。
うつ病で働けない!そんなときでも借金を作らない方法
あなたは大丈夫?【ギャンブル依存症診断】借金を繰り返す人の心理は?
当サイトはみなさんもすでに把握しているかと思いますが、借金がある、あるいは借金しそうで困っている人のためのサイトです。しかし、借金がある人というのはその像があまりにも大きすぎて、ぼんやりとしています。
これではどのような内容の記事を書いて良いのかわかりません。そこで当サイトは、借金がある人をさらに立場別に細分化して、それぞれの人に合わせた記事を書いています。
例えば、前者の「うつ病で~」はうつ病を抱えていてなおかつ借金しそうな人をターゲットとした記事で、後者の「あなたは大丈夫~」はギャンブル依存症の疑いがあってなおかつ借金を抱えている人をターゲットとした記事です。
このようにターゲットをさらに絞り込むことによって具体的な読者像が浮かぶため、記事が書きやすくなります。
読者もまるで自分のために書かれた記事であるかのような錯覚を起こすため、ついついクリックしたくなってしまいます。書き手は記事を書きやすくなり、読者はついつい読みたくなってしまう、便利な手法です。
ただし、あまりにターゲットを絞りこみ過ぎるとほとんど誰にも読んでもらえないままになってしまう可能性もあるので要注意です。
例えば、「牧場経営に失敗して億単位の借金ができてしまった人」は存在はするかもしれませんが、母数が少なすぎるためターゲットにするには向いていません。ターゲットはあくまでもある程度の母数があり、その上で具体的な読者像が浮かぶ人にすべきです。
読めばターゲットの利益になることを明確にする
キーワードやターゲットがある程度絞れたら、いよいよ具体的なタイトルを考えていきます。タイトルを決める上で重要なのが、読者の利益になることを明言することです。先ほど例に出したタイトル「うつ病で働けない!そんなときでも借金を作らない方法」を見てみましょう。
このタイトルはうつ病で働けない人でも、借金を作らずに済む方法を紹介している記事です。
この記事タイトルを見れば、うつ病で悩んでいる人は「ああ、ここに書いてあることを実行すれば、借金を作らずに済むんだな」と思うことでしょう(もちろんそう思わない人もいるでしょうが)。
この記事のタイトルがもし「うつ病と借金について」だったらどうでしょう。これでは漠然としすぎて、読んでも利益になるのかどうかがわかりません。
せっかく上位に表示されたとしても、これでは他のもっとわかりやすそうなタイトルが付いている記事に流れてしまう可能性が非常に高いです。
ビジネスの世界でも結論は先に述べるように!と言われるかと思いますが、それはインターネットの世界においても同じです。起承転結の前にまずタイトルで結論(読んだらどんな利益があるのか)を述べることによって、ターゲットを引き込むことができるのです。
釣りにならない程度のインパクトを与える
前述のとおりタイトルと記事の内容があっていない「釣り」はご法度です。しかし、だからといって当り障りのないタイトルを付けても、誰もクリックはしてくれないでしょう。他の記事よりも優先的にクリックしてもらうためには、ある程度の「煽り」が必要なのです。
煽りの手段としてよくあるのが、不安を煽るというものです。例えば、「借金が100万円を超えたらあなたの家計は危険水域!?脱出する方法は?」といったような感じです。借金が100万円を超えている人の不安を換気することに寄ってクリックを誘っています。
必要性を訴えるというのも非常にメジャーな手法です。例えば「借金が100万円を超えたらチェックしたい債務整理の方法」と言った感じです。
不安を煽るの記事タイトルと似たような感じですが、こちらのほうがいくぶんか穏当な印象をあたえることができるので、使いやすいです。
トレンドに乗っかる、あるいは緊急性を打ち出すというのも良いでしょう。例えば、「過払い金請求ができるのは2016年9月まで!その方法はこちら」と言った感じです。
2016年9月が終わるまでに読まなければ、という緊急性を駆り立てることに寄って、クリックを誘います(実際には2016年9月を過ぎても過払い金請求はできるのでお間違えのないよう)。
具体的な数字を出す、というのもいいでしょう。先ほど例に出した「借金が100万円を超えたらあなたの家計は危険水域!?脱出する方法は?」というタイトルの中にも数字がキチンと出ていますね。
数字を明確にすることによって、ターゲットは「あ、これは自分のことを言っているんだな」と思います。
タイトルは長くても30文字程度に収める
様々なキーワードを盛り込もうとするとタイトルが長くなってしまいがちですが、あまりにも長いタイトルは忌避感を呼びます。なんか文字がごちゃごちゃ書いてある、というだけでクリックを躊躇してしまう人は少なくないのです。
タイトルの長さはなるべく30文字程度に収めるようにしましょう。どうしても長くする必要がある場合は多少オーバーしても仕方ありませんが、それでも35文字ぐらいが限度です。
タイトルが長くなりそうな場合は、分割して2記事にするという手もあります。
まず結論を述べよう
前述のとおり、インターネットで文章を書く祭にはなるべく結論から先に述べるような必要があります。結論とは簡単にいえば、読者の利益のことです。
例えば商品の紹介文を書く場合は、まず「この商品を使うとこういう利益があります!」と断言してしまうのです。そしてその利益が本当に得られる理由を後述していくのです。理由から先に書いてしまうと長ったらしい文章だと思われてしまいます。
ここで大事なのは、おしゃれなキャッチコピーをつけようとしないことです。それよりも読者にはどういう利益があるのか直接的な言葉で説明したほうが、読者の気持ちを引きつけることができます。
結論を見出しに書く
結論が見つかったら、それを見出しにします。例えば、この文章の最初の見出しは「文章が書ければパソコンで稼げる」です。
この文章を読み進めれば、パソコンでお金を稼ぐことができるようになりますよ、と最初に宣言することによって、読者を呼び込んでいるのです。そしてその後の文章で具体的にどのようなことをスレばパソコンでお金を稼げるようになるのかを説明しています。
見出しの中に見出しを入れる場合は、あまり複雑な構造にし過ぎないほうが良いでしょう。見出しの中の見出しの中に見出しを入れる(三重構造にする)のは、よほどのことがない限りは避けたほうが良いでしょう。
本文では結論を補強する
いきなりただ「パソコンでお金が稼げるようになります!」と宣言されても、多くの人は興味を持ちながらも「そんなことはないだろう」と思うはずです。
本文ではその読者の訝しむ気持ちをほぐす必要があります。つまり、その結論が導ける理由を説明するのです。「多くの企業が人の書いた文章を欲している」「実際にこんなサイトで募集が掛けられている」……。
その説明が説得力のあるものであれば在るほど、読者は説明を食い入る様に読んでくれます。
説得力が増す三段論法
本文の説得力を強化するのに非常に便利なのが三段論法です。三段論法についてはご存じの方も多いかと思いますが、これは簡単にいえば「AはBである」「BはCである」「よって、AはCである」というものです。
例えば「あなたは文章が書ける」「文章が書けるとお金が稼げる」「よって、あなたはお金を稼げる」というのは、典型的な三段論法です。は理由を順序立てて説明されると、それが論理的に正しくなくても説得されてしまう生き物です。
そしてその手法の中でも三段論法は特に使いやすく便利なので覚えておいて下さい。
第三者の意見で信頼性を高める
文章の説得力を高める方法に、第三者の意見を掲載する、というものがあります。例えば商品広告なんかだと、その商品とは何の関係性もないタレントの名前とともに「女優の●●さんも絶賛!」というような文章が乗せられていたりします。
何の利害関係もない、しかも著名な第三者の意見を載せることによって、説得力を高めようとしているのです。
また、専門家の意見を載せるというのもよくあるやり方です。人は総じて権威に弱いもので、立派そうな肩書を持っている人が推薦していると、それがあたかもいい商品であるかのように思い込んでしまうものです。
テレビや雑誌はそのことを十分に知っているので、わざわざ専門家のもとにコメントを取りに行っているのです。このサイトは残念ながらタレントに絶賛されたことも、専門家に推薦されたこともありません……。
人がやっていることはあなたもやりたがる
ニューヨークで行われた実験によれば、人通りの多い場所で5人が一斉に空を見上げると、その周辺にいた約80%の人が同様に空を見上げたそうです。
もちろん、上空になにかがあったわけではありません。周りの人がそうしていた、というだけで、多くの人がつられてしまったのです。ある行動を取る人が多ければ多いほど、その行動は正しいと思ってしまうのです。
従って、例えば「1年に10万個売れています」「購入したお客様から絶賛の声がたくさん寄せられています」という宣伝方法はまったくもって正しいということになります。
多くの人が買っている、絶賛のコメントを寄せていると、無意識のうちに買いたくなってしまうものなのです。
検索エンジンはもう騙せない
検索エンジンというものが初めて登場した1990年代後半から2000年台前半にかけて、SEO対策は非常に簡単に行えました。当時の検索エンジンにはいろいろと穴が多く、裏技的な方法が簡単に通用してしまったのです。
例えば、利用者には見えないように背景の色と同じ色の文字でキーワードをたくさん入れる、という程度のやり方でも十分な効果が望めました。
しかし、こうしたやり方を検索エンジンがいつまでもほうっておくわけはありません。検索エンジンにとって、こうした裏技的なSEOを行う中身の無いサイトは明確な敵です。
検索エンジンの役割はユーザーにとって役立つサイトを上位表示して信頼を得て、多くの人に使ってもらうことであり、前述のような中身の無いサイトは排除する必要があるわけです。
その後時代が流れるに連れ、検索エンジンも進歩し、現代においては上記のような方法はほとんど通用しなくなりました。
これからはかつて人気を博した裏技的SEOではなく、ユーザーの事を考えた本質的なSEOが重要になってきます。では、本質的なSEOとは一体何なのでしょうか。
本質的なSEOとは簡単にいえば、オリジナリティの高いコンテンツを作ることです。Googleは利用者に提示できるコンテンツが増えることは望んでいますが、その一方で検索結果が同じようなコンテンツで占められることは望んでいません。
すでにネット上で見られるコンテンツと同じようなものを作っても、SEO的な効果は弱いわけです。多少言葉が拙かったり、サイトが見づらかったりしても、ほかのサイトにはないオリジナリティの高い情報を提供しているサイトがこれからは優先されるのです。
キーワードの適切な出現率は5%前後
検索エンジンは文章全体の中でも特に出現頻度が高いワードをそのサイトのテーマであると判断します。当サイトの文章には「借金」というワードがよく出てくるため、Googleは当サイトを借金に関するコンテンツを提供しているサイトだと判断しているはずです。
テーマに関連するワードは自然に文章を書いているだけでもある程度含まれるのでそれほど意識する必要はありませんが、ワードの割合が少なすぎるとSEO的に問題があるため、文章を書き終わったら一度チェックしてみると良いでしょう。
キーワードの適切な出現率は3~7%ほどです。あまりにも増やし過ぎるとワードを盛り込んだだけの中身の無いサイトと判断されてしまい、検索結果から弾かれてしまう可能性があるので、出現率は上げ過ぎないようにしましょう。
SEO的には文章は長いほうが良い
文章の長さは基本的には長いほうが検索エンジンに高く評価されます。しかし、ただ長いだけで中身の無い冗長な文はユーザーには読んでもらうことができません。
長くするのが難しいテーマの場合は、数百文字程度ですっきり終えたほうがいい場合もあります。逆に書けることがたくさんある場合はそれらをすべて網羅した方が良いでしょう。
また、一文の長さは概ね80文字以内にした方がいいでしょう。日本語は接続詞や助詞を利用すると文章を利用すると半永久的に長くすることができますが、長くしすぎてしまうと何を言っているのかわかりづらくなります。
長すぎる文章で読者を失わないためにも、一文の長さは短めにしましょう。
アクセス解析からわかること
アクセス解析は眺めているだけでもそれなりに楽しいものですが、きちんと分析をするとサイトがますます便利なものになります。
アクセス解析で特に重視すべき指標が「PV/UU」と「サイト滞在時間」です。この2つの数値が大きければ大きいほど、検索エンジンで上位に表示されやすくなります。
PV/UUとはUU(ユニークユーザー)に対するPV(ページビュー)の割合です。例えば、1日に100人がサイトを訪れ、合計で200ページが閲覧された場合、PV/UUは200/100=2.0となります。
PV/UUが大きいということはそれだけ一人あたりのユーザーが多くのページを閲覧したということです。言い換えれば、たくさんの内部リンクがクリックされたということです。
クリックされやすい内部リンクが多いということはそのサイトに魅力的なコンテンツが多いという証拠になるため、検索エンジンから高く評価されます。
サイト滞在時間は一人のユーザーがそのサイトに滞在した時間の平均です。サイト滞在時間が長いということはユーザーがそれだけサイトを読み込んでいたという証拠になるため、検索エンジンから高く評価されます。
一朝一夕ではなし得ない
ここまでインターネットで文章を書く時のコツを紹介してきましたが、これらを全て実践した文章を書くのは難しいでしょう。あれもやろう、これもやろうとしてしまうとがんじがらめになってしまい、かえって自由な文章が書けなくなってしまいます。
まずは場数を踏んで、文章を書くことになれることからはじめましょう。