MDIの土地活用の評判は?特徴とポイントをまとめました

土地活用の成否を分けるのはパートナーとなる業者の実力です。今回は、数ある土地活用業者の中から、株式会社MDI(エムディアイ)を取り上げます。

MDIの土地活用にはどのような特徴があるのか、世間ではどんな評判なのか…?
ネット上に存在する口コミなどもご紹介しながら、不動産会社としての評判のどうなのかをご紹介していきます。

MDIってどんな会社?

株式会社MDIの設立は2008年。

まだ歴史の浅い会社なので名前を聞いたことがないという方も多いかもしれません。東京には合計8つの本部と支店、賃貸センターを構えており、そのほかにも埼玉・神奈川・千葉といった関東地域の諸県、大阪・京都・兵庫(神戸)・愛知(名古屋)にそれぞれ事業所を構えています。

MDIの特徴

MDIは、土地活用の中でも賃貸アパート経営・賃貸マンション経営といった賃貸住宅経営に特化した不動産投資会社です。

事業所の所在地からもおわかりいただける通り、人口が多く確かな賃貸需要が期待できる首都圏・大都市圏に集中して事業を展開しています。その結果、2008年設立という若い会社でありながら、すでに1,200棟、1万3,000戸以上もの実績を積み重ねているのです。

MDIの特徴を一言でまとめるなら、「歴史は比較的浅く、対応エリアも限定的ながら、ほかにはない強みを活かして成長を続けている業者」だといえるでしょう。

実際、全国賃貸住宅新聞が平成27年に発表した「賃貸住宅に強い建設会社年間着工数ランキング」において、平成26、27年と続けて関東エリア1位を獲得しています。管理戸数も2012年から一貫して右肩上がりを続けており、着実かつ急速に事業を拡大している会社なのは間違いありません。

MDIの強み

こうしたMDIの事業拡大の背景には、一体どのような「強み」があるのでしょうか?第一に挙げられるのは、「自社の得意分野に特化した事業展開を行っている」という点でしょう。

すでにご紹介したように、MDIは土地活用の中でも賃貸経営に特化しており、さらに確かな住宅需要が見込まれる首都圏・大都市圏のエリアに集中した事業展開を行っています。その結果、99.36%という極めて高い入居率を誇っているのです(平成26年3月時点)。

賃貸経営においては、「せっかく建物を建てたにも関わらず入居者が集まらない」という事態は決して珍しくありません。空室が発生すれば思ったような利益をあげることができなくなるため、空室リスクが低いという点は不動産オーナーにとって大きなメリットとなります。

また、木造・鉄骨造・RC造とさまざまな工法に対応しており、自分の好みと保有する土地の条件に合わせて自由に工法を選ぶことも可能です。賃貸管理会社の中には、特定の工法にしか対応していない業者も少なくありません。そうした業者に比べて高い自由度があるという点は確かな強みだといえるでしょう。

最後に、契約上の仕組みに関する強みをご紹介したいと思います。MDIでは建設した賃貸物件を丸ごと借り上げる「一括借り上げ(サブリース)」と、必要に応じて一部の業務だけを委託する「一般管理」という2つの管理システムから、オーナーの好きな方を選んで契約することが可能です。

一般管理を選択しても、入居者募集や家賃滞納への対応など、管理するうえで面倒な部分を任せることができます。

通常、他の土地活用業者と一括借り上げ契約を結んだ場合、2年程度のスパンで賃料の見直しが行われることになります。その際、空室が存在するようであれば賃料設定を安くして入居者を募るという方法が取られることも珍しくありません。

しかし、MDIには「30年家賃保証システム」と呼ばれる仕組みがあります。これは、「家賃の見直し期間を一般的なものより長い5年ごとにする」、そして「最初の5年間は空室があっても100%の賃料を保障する」という条件からなる仕組みです。このシステムによって、オーナーはより家賃収入の安定性が約束され、安心して賃貸経営を行うことができます。

MDIの弱み

このように、さまざまな独自の強みを持つMDIですが、逆に「弱み」といえるデメリット部分もチェックしておきましょう。

まず挙げられるのは、「対応できるエリアが限定されている」という点です。首都圏・大都市圏に特化して事業を行っているため、全国のそれ以外の地域ではサービス提供を受けることはできません。

こうした点は全国津々浦々に広く事業所を構える大手土地活用業者とは大きく異なる点です。

また、「建物に対する保証面の弱さ」も見過ごせません。通常、建物には住宅の品質確保の促進等に関する法律(通称、品確法)に基づき、建設から10年の間、構造部分に対する瑕疵担保責任が建設業者に課せられます。

これは法律で定められた保証なのでMDIも当然守っていますが、ほかの土地活用業者の中には20~40年以上という風に、それ以上の期間に渡って建物の品質を保障するサービスを提供している会社も少なくありません。そうした建物の品質保証に力を入れている会社と比べると、サポート面で劣っていることは否めないでしょう。

そして、より根本的な問題として、「賃貸経営以外の土地活用には対応できない」という弱みも抱えています。店舗経営や駐車場経営など、不動産経営の選択肢は何も賃貸だけとは限りません。

保有する土地とそれが属するエリアの条件によっては、賃貸経営が良い選択肢ではない場合もあるでしょう。賃貸経営以外の方法にも対応できる業者であれば、その場合でも土地活用の提案が可能ですが、MDIは原則的に土地活用以外の方法には対応することができません。

MDIの評判

ここまで、MDIの特徴とその強み、弱みをご紹介してきましたが、業者選びの重要なポイントは他にもあります。より幅広い材料から検討を進めていただくために、MDIを実際に利用した方々の声、口コミをご紹介しましょう。ネット上でMDIの評判について調べ、特に多かった意見をいくつかピックアップしてみました。

良い口コミ

デザインや仕様にこだわることができる

MDIでは、活用したい土地と想定される利用者に合わせて、建物の仕様やデザインの提案を行っています。こうした提案の完成度が高いという評判が多く見つかりました。

土地の特性やオーナーのご希望に合わせた仕様・デザインの調整だけでなく、MDIでは入居者の好みに合わせて内装やインテリアを選ぶことも可能。こうした好みに対するきめ細やかな対応が高く評価されているといっていいでしょう。

入居希望者に面接を行うことへの安心感

不動産オーナーにとって、入居者の人柄が信用できるかどうかは大きな問題点になります。もし、周辺に迷惑をかけたり、ほかの入居者との間に問題を起こすような人が入居してしまったりすれば、トラブルの原因にもなりかねないからです。

MDIではこうした不安を払拭するため、入居希望者に事前に事業所を訪れてもらって面接を行うという試みを実施しています。この点が過去、入居者が原因のトラブルに悩まされた経験を持つオーナーから確かな支持を得ているのです。

建替、相続対策へのきめ細やかなサポート

不動産オーナーの中には、親から資産を受け継ぎ、自分もまた子どもへ相続しなければならない状況に置かれている人が少なくありません。そのため、土地活用で利益を上げるというよりも、半分は相続対策のために新たな活用方法を模索しているという場合もあるのです。

また、既存の建物が老朽化しており、相続に先立って建物を建て替えておきたいという場合も多くあります。MDI社員は、こうした不動産オーナーへ助言と運用サポートを行っており、「満足している」という利用者の声が複数見受けられました。

他にも、確定申告対策や相続税の防衛策などの相談を専門家にできるのも心強いですよね。

悪い口コミ

そもそもの知名度不足

MDIについてネット上で評判を調べると、そもそも口コミの数が少ないことに気付かされます。確かに実績の伸びは大きいもののまだ設立から間もない会社なので良い評判も悪い評判も、ある程度の情報が出揃っていないと評価が正しいかどうかも検討がつきません。

実際、「利用者の口コミを聞きたい」とQ&Aサイトなどで質問している人も見受けられますが、回答者の数は少なく「信頼できる口コミの数が少ない」という不安要素を抱えているといえそうです。不動産関連に詳しくない人は、大手で情報収集しやすい業者をパートナーにしたほうが安心感があるかもしれません。

レオパレスとの関連性への指摘

不動産業や土地活用で有名な株式会社レオパレス21という業者をご存じの方も多いと思います。実は、MDIはこのレオパレスの創業者である深山祐助氏によって設立された会社なのです。そのため、レオパレスに対する評判がそのままMDIの評判につながってくる場合があります。

レオパレスはテレビCMなどを実施しており、全国で有名な会社なので悪い評判も少なくありません。MDIもそういった悪い評判が同一視され「もともとの経営者が同じなのだから似たような会社だろう」と評価されている場合があるのです。

一括借り上げ契約への不信

すでにご説明したように、MDIの一括借り上げ契約は開始から5年間の賃料保証や、賃料見直しの期間を5年ごとと比較的長くとるなど独自の仕組みを導入しています。しかし、こうした努力をしていても「一括借り上げ契約そのものへの不信」から悪い評判が存在することも確かです。

一括借り上げ契約は空室が発生した場合、賃料が下がるリスクがあることから仕組みそのものに嫌悪感を抱いている不動産オーナーも少なくありません。そうした人々からは「一括借り上げを行っている業者なんて信用できない」という声が一定数見受けられました。

MDIの土地活用を利用する際の注意点

以上のような点を踏まえたうえで、MDIの土地活用を利用する際の注意点を3つご紹介したいと思います。

自分の土地がMDIの対応エリア内にあるか確認する

MDIは関東首都圏のほか京都・名古屋・神戸など、ごく一部の大都市圏でしかサービスを展開していません。したがって、運用したい土地がそもそもMDIの対応エリア内に存在しなければ別の業者に依頼した方が良いでしょう。

賃貸経営に適した土地で実行する

たとえ対応エリア内に活用したい土地を持っていたとしても、周辺地域の状況などから賃貸経営に十分なリターンが見込めない場合は別の業者に依頼する方が懸命です。MDIは対応できる建築工法の種類こそ多いものの、賃貸経営以外の活用方法はサポートすることができません。逆に、十分な賃貸需要が見込まれる場合は有力な選択肢となります。

利用希望者の需要に合わせた仕様・デザインの住宅を建てる

MDIの土地活用は建物の工法を選べるばかりでなく、仕様やデザインもある程度自由が効きます。この自由度の高さを利用して近隣のライバルに差をつけ、入居希望者の獲得につなげましょう。

まとめ

今回は、不動産管理会社である株式会社MDIの評判についてまとめました。MDIは歴史こそまだ浅いものの、大都市圏の賃貸経営に特化して着実にこの業界で成長を続けています。

もし、今回ご紹介した注意点を踏まえたうえで有力な候補になるのであれば、土地活用のパートナーとして検討してみてはいかがでしょうか?