どうせ結婚するならばやっぱりお金持ちと結婚したいですよね。しかし、お金持ちと結婚するのは当然簡単なことではありません。一体どうすればお金持ちと結婚できるのでしょうか?一緒に考えてみましょう。
目次
お金持ちの定義を考えてみよう
お金持ちと結婚したいと漠然と考えているだけでは何も進みません。まずは自分の言う「お金持ち」の定義を考えてみましょう。年収800万円か?1000万円か?3000万円か?1億円か?人によってお金持ちの感覚は違うと思います。
まずは自分がどのレベルの相手にターゲットを絞るのか考えてみましょう。ここであんまり欲張り過ぎると後で取り返しの付かないことになるので気をつけて下さい。
よほど自分に自信がない限りは、年収1000万円までにとどめておいたほうが良いでしょう(それでも随分強気な目標設定になりますが……)。
自分のターゲットが上位何%に属しているのか調べてみよう
国税庁が平成26年にまとめたデータによれば、日本で働く人の年収の分布は以下のようになっています。
階層
|
男性(万人)
|
男性割合(%)
|
女性(万人)
|
女性割合(%)
|
100万円以下
|
91.5
|
3.3
|
326.2
|
16.7
|
100万円台
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209.8
|
7.5
|
511.6
|
26.2
|
200万円台
|
371.4
|
13.2
|
431.5
|
22.1
|
300万円台
|
513.8
|
18.3
|
310.3
|
15.9
|
400万円台
|
487.8
|
17.4
|
175.5
|
9.0
|
500万円台
|
358.2
|
12.8
|
92.0
|
4.7
|
600万円台
|
235.6
|
8.4
|
44.8
|
2.3
|
700万円台
|
165.7
|
5.9
|
23.8
|
1.2
|
800万円台
|
112.3
|
4.0
|
12.6
|
0.6
|
900万円台
|
75.2
|
2.7
|
6.9
|
0.4
|
1,000~1,500万円
|
136.4
|
4.9
|
12.0
|
0.6
|
1,500~2,000万円
|
28.4
|
1.0
|
2.2
|
0.1
|
2,000~2,500万円
|
8.6
|
0.3
|
0.9
|
0.0
|
2,500万円越
|
10.2
|
0.4
|
0.9
|
0.0
|
例えば、年収1000万円以上の男性がターゲットの場合、その割合は4.9%+1.0%+0.3%+0.4%=6.6%となります。上位6%というと、偏差値で言えば60代後半、慶応大学の経済学部クラスです。これを目指すのですから相当な苦難になると覚悟しておきましょう。
年収1000万円クラスの男性は「選び放題」
年収1000万円クラスの男性、言い換えれば社会の上位6.6%に食い込んでいる男性は、経済市場のみならず結婚市場においても「強者」です。
他人に選んで貰う立場ではなく、他人を選ぶことが出来る立場にいるのです。もちろんあなたが年収3000万円の女性である場合にはその限りではありませんが……
そんな彼らに選んでもらうことは容易いことではありません。彼らは(極端に性格や風貌に難がない限りは)その気になればいくらでも美人・かわいい女性と遊ぶことができます。そんな彼らに選ばれるのは一体どんな人なのでしょうか。
結婚市場で美人であることは有利に働かない
まず、当たり前の話ですがこれといって際立った長所がない女性はまず選ばれません。選び放題の立場にある人がそんなことをするわけはありません。人に負けないような長所が最低1つでもない限りは選ばれるのは難しいと思ったほうが良いでしょう。
また、ちょっと以外な話ですが、結婚市場において美醜はあまり関係ありません。もちろん極端に美人だったり、逆に風貌に難がある場合は話が別ですが、人並み、人よりやや上、人よりやや下、という範囲に収まる人たちの間に有利不利はありません。
年収が高い男性は大抵の場合賢いです。彼らは人の美貌が長続きしないことをよく知っています。身もふたもない話をすれば、多少美人でもそうでなくても年をとってしまえば皆同じ、ということをよくわかっているのです。
そもそも、男性が遊びたい相手と結婚したい相手は明確に異なります。男性が遊びたい相手は顔やスタイルがいい人です。しかし、結婚したい人は一緒にいて落ち着く人、価値観が合う人です。
お金持ちに見初められるためにエステに通ったり、美容に気を使ったりするのは男性心をわかっていない人がやることです。
高年収の男性は賢い女性が好き
高年収の男性が避ける傾向にあるのはギラギラした女性です。高年収の男性は自分たちが結婚市場で強者であることも、それを狙ってくる女性が多いことも十分に承知しています。
高年収と聞いた途端に眼の色が変わりメールアドレスをしつこく訪ねてくるような女性に少なくとも一度は遭遇しているはずです。彼らはそういう女性にほとほと嫌気が差しています。
高年収の男性が好む傾向にある人はズバリ「賢い女性」です。人間というのはあまりにも頭の出来に差があると会話がうまくいきません。必然的に賢い男性は賢い女性を、賢い女性は賢い男性を求めます。賢くなることこそが高年収の人と結婚する最大のコツなのです。
以前納税額が1000万円以上(年収約3000万円以上)の男性の妻を対象に行われた調査によれば、お金持ちの女性と結婚していたのは「結婚前に仕事熱心だった人」つまりはキャリアウーマンの人でした。
満足の行く仕事を追い求めているうちに、同じような仕事をしている男性と出会ってその女性と結婚、というパターンが多いようです。賢い女性は金銭感覚もしっかりとしており、高額な年収の管理をある程度任せられるというのもポイントになっています。
賢さは学ぶことで身につく
では、お金持ちの男性に見初められるための賢さはどうやって身に付ければ良いのでしょうか。答えは簡単で、日々の暮らしの中で徐々に身につけていけば良いのです。ただなんとなく生きて仕事をこなしているだけでは、賢さというのは身につきません。
本を読み、ニュースを見て、自分で考えることに酔って少しづつ身についていきます。なんにも考えないで高収入なお相手と結婚できるほど、残念ながら世の中は甘くないのです。
お金持ちはどこにいる?
いくら賢くなったところで、お金持ちと出会うきっかけがなければ結婚にたどり着くことはできません。お金持ちに絞って結婚相手を探したい場合はやはり結婚相談所や結婚コンサルタントなどを使うのがもっとも確実でしょう。
最近は医師や高年収の男性会員だけが登録している婚活サイトなどもありますので、上手に活用してみてください。ただし、こうしたサイトは女性のほうが会費が高いこともままありますのでのめり込みは厳禁です。
社交性がない人のための社交術
賢くても社交性がないとお金持ちとの結婚どころか、結婚さえ難しくなります。社交性がないのは悪いことではありませんが、結婚したいのならば嫌でも社交性を身につけるための努力をする必要があります。
そんなことはしたくない、というのならば、1人で生きていくのもいいでしょう。結婚しなくても幸せに生きる方法など今はたくさんあります。
なお、社交性とは誰かれ構わずに話しかける人のことではありません。それは社交性がある人ではなく場の雰囲気に鈍感な人です。
真の社交性の持ち主は相手の気持をそれとなく察することができ、その気持ちに応じて話しかけたり話しかけなかったりの使い分けができる人です。必定以上に明るく振る舞おうとする必要はありません。と言うか、社交性のない人がそんなことをしても長続きしません。
お金持ちは派手な生活をしていない
ちなみに、前述のアンケートによれば、夫婦共に自身が倹約家であると答えた人は全体の50%に登っています。つまり、年収が約3000万円以上あっても、生活水準自体は一般的な人並みです。
高価なブランド品を持ったりすることもなく、見栄っ張りでもないのだとか。お金持ちと結婚してセレブ生活!と言うのは残念ながら難しいようです。